平成28年8月度障害年金勉強会開催報告
以下のとおり勉強会を開催いたしました。
日時:平成28年8月20日(土) 13:30~15:00
会場:障害年金ヘルプデスク本部(広島市)
テーマ:「不安神経症の既往歴がある患者さん」の請求事例
この事例での患者さんは、
・離婚により生じたパニック発作で、平成22年
から一年間、精神科に通院。
・平成24年、介護疲れから別のクリニックにて
「うつ病」との診断を受ける。
・平成24年から治療を受けているクリニックで
証明された診断名は、うつ病・パニック障害。
このような経過をたどり、障害年金を請求します。
▼請求時に提出した診断書には、(患者さんが申告した)平成22年から一年間の受診記録が記載されていたため、病歴・就労状況等申立書も同様の記載を行い手続を踏みましたが、保険者は、前医に確認をとることなく、平成24年の受診を初診日と認定し、障害基礎年金が決定しました。
▼関係資料を参照しながら、他の請求事例においてもこの初診日認定の捉え方を当てはめることが出来ないか、会員で検討を行いました。